防犯カメラはどこまで犯罪抑止につながるのか?

防犯カメラを導入する目的は大きく二つ。

「犯人(不審者)の姿を記録すること」
「犯罪を防ぐこと」

国際的にみても、日本は治安が良いですから、「頻発する事件件数を減らす(防ぐ)」というよりは「実際に被害がある(被害が出る可能性がある)から犯人を撮影」という方が圧倒的でしょう。

しかし、時として犯罪は防犯カメラが設置されていようとも発生してしまいます。「え? じゃあ、防犯カメラって設置する意味あるの?」と考えてしまうかもしれません。

ただ、防犯カメラ設置によって犯罪発生率が減少するのもまた事実です。

そこで今回は「防犯カメラはどこまで犯罪抑止につながるのか?」を考えていきましょう。

犯罪抑止の効果は何%

まずは単刀直入に数字を示します。

ある調査によると、防犯カメラ設置により減少した割合は「20%以上」とのことです。

これは防犯カメラの設置個所が「繁華街」で、防犯カメラの「半径50メートル圏内」でのデータです。「半径100メートル圏内」に範囲を拡大しても「約10%」程度の効果があるそうですよ。

当然、「住宅地」や「店舗」ではまた数字が変わってくるとは思いますが、あまり数字ばかり記載しても煩雑になってしまいますので、「およそ20%前後」と考えておくと良いでしょう。

犯罪抑止率アップには設置する目的と防犯カメラの種類が大切

目的と防犯カメラの種類によって犯罪抑止率は変化します。

例えば「庭のイタズラ防止に防犯カメラを取り付けようと思っている」場合。

【想定1】イタズラはされてないけど、可能性があるのでその前に防ぎたい

先程「繁華街は半径50メートルで20%の抑止力、100メートルなら10%」と挙げましたが、「起こり得る犯罪を防ぐ」という点でこのケースと合致していますので、“精度”ではなく“範囲と台数”というアプローチでカメラを選択すると良さそうです。

【想定2】被害があり、犯人を撮影したい(捕まえたい)

実際に行われた実験で、複数の店舗に精度の違うカメラを設置したところ、『精度が高いほど万引きに対する抑止力が働いた』という結果が得られたそうです。

そのため「精度の高いカメラ」を選択すれば抑止力はアップすると言えます。

また、犯人を捕まえたいと言う点においても精度(解像度)が高いほうが人物を特定しやすくなるため犯罪発生時には重要な証拠(資料)となるでしょう。

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